作詞:友場洋
初出:2002年1月30日
15輌も繋いだ電車が走り 川の上を行き交う高速道路 四角い空と忘れられた星たち 絶えることなく流れるテールライト 何がしたかったんだろう この頃はそれすらも 排気ガスが視界を汚し 見えなくしていく そのたび 浮かぶんだ 帰る場所 帰る時代(とき) 畦の道 蝉の声 小川の音(ね) 柿の赤 垂れかけた 黄金(こがね)の穂 虫かごぶら下げて 土手の上を走る 兄貴の背中 追いかけた 遠い ふるさと 山よりも早くビルに沈む夕日 触れる事すら許されない川の水 顔すらも見た事のない壁の向こう 親しき仲は電気信号の向こう 何がしたかったんだろう この頃はそれすらも 踏切を待つ ただそれだけで忘却の彼方 そのたび 想うんだ 遠い場所 遠い時代(とき) 冬枯木 雪の音 荒ぶ風 頬の赤 まだ見えぬ 遅き春 囲炉裏端に集い 熱い鍋を囲い 父母(ちちはは)の温もり感じた 遠い ふるさと まだやまぬ雪に いつも春を想い 四季が巡る ただそのことに感謝していたあの頃はもう 今・・・・ |
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