コンビニ地域性物語第二弾
『  味    噌  』

 中部、特に名古屋の有名な特色「赤みそ文化」。先日これをいやと言うほど実感した。

 ドライブで山陰へ行った際、途中で福知山のローソンでおでんを買い、これを朝食にした。おでんはサークルKかローソンが好きなのでよく買っているのだが、卵・厚揚げ・ジャガイモ二つを買いレジへ。
 そこで店員が言うのが、
「からしはお付けしますか?」
 まあ当然の反応だ。
 そしておいらは何の躊躇もなく答えた。
「みそで……」
「……………………」
 長き沈黙。おいらはすぐに理解した。関ヶ原は遠く東の果てにあると……。

 「おでん」につけるものと言えば東海地方では「みそorからし」が主流。それも大半が「みそ」だ。
 岐阜県岐阜市の西にある北方町。そこにあるサークルKがおいらのバイト先だが、もちろんそこのマニュアルも「お味噌とからしはどちらをお付けしますか?」と聞くようになっている。
 別にこれは東海地方発進のサークルKだけの例ではない。東海地方に店を構えるならば、これはもう一種常識だ。
 あるいは「お味噌つけますか?」としか聞かない店員だっている。
 「からし」の方が肩身が狭いと言っても過言ではない。

 福知山のローソンでは店員に思い切り怪訝そうな顔をされた後「みそ……は置いてないんですけど……」と言われてしまった。

 ドライブは順調に続き、その後も各地ローソンなどで何度かおでんを買ったのだが、滋賀県内に至ってもなお、ただの一度もみそは置いていなかった。

 長くおいらの常識であった「コンビニのおでんは味噌付き」理論は(いや、薄々分かってはいたんだが)かくも儚く散ったのであった。トホホ……(^^;

 ちなみに牛スジなど一部の串ものも、東海地方では味噌だれの別容器に入って売られている場合が多い。関西のサークルKではどうなのだろう……?

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