監督
HENRY SELICK / ヘンリー・セレック
ニュージャージー州グリンリッジ生まれ。幼い頃から絵が上手だったが、注目を浴びる事が嫌で、5年生以降遠ざかっていた。しかし成人すてから昔親しんだ絵やアニメーションに対する情熱が甦り、大学で美術を専攻。アニメーションの道を極めるため、ティム・バートンと同じくカルアーツに通った。
卒業後、ディズニー・スタジオで訓練生となり、「きつねと猟犬」では主役担当のアニメーターとして働くだけでなく、デザイナーとしても実写作品に協力した。1979年には8ヶ月の休暇を取り、アメリカン・フィルム・インスティーテュートで自分の映画"Seepage"を作った。この9分間のストップモーションとセルアニメーションが組み合わされた映画はボルチモアの大会で最優秀賞を取った。
この後、再びディズニーに戻り、ヴィジアル部門で様々な映画を手掛けた。
1981年、北カリフォルニアに移り、そのままベイエリアに残って、「オズ」の"クレイメーション”のストーリーボオードとデザイン、などに参加した後、1986年にはセリック・プロジェクツを設立。製作者、監督、脚本、デザイナーとして、CFやMTVの製作を多数こなした。
1990年MTV提供の"Slow Bob in the Lower Dimensions"を監督する。実写を中心にストップモーション・アニメーションとカットアウト・アニメーションを組み合わせた6分間のこの映画は、オタワ・アニメーション・フェスティバルで優勝し、大きな注目を集めた。そしてこの作品のスタイルと技術に感心した、セレックとは旧知の間柄であるバートンによって「ナイトメア〜」の監督に抜擢された。
「ストップモーション・アニメーションには、他の手法では得られない独特の魅力とリアリティがある。飛び出す絵本を開いた時の感じや、童話の本で綺麗な挿絵を見たときの感じに似ている。手を触れたり、中に入っていけそうな気持ちになれるのだ。ストップモーションは正しい技術そ使い、正しく作れば、実写と同じように強烈な印象を与えるし、セル画やコンピューターによるアニメメーションよりも効果的だ。ストップモーションは決してコンピューターに取って替わられることはない。ちょうどディズニーのキャラクターがほかのものにとって替わられることのないのと同じ事である。」とセリックは語っている。
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