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| SPACEMAN | ||||
| MOVIE |
ドラキュラ | ![]() |
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STORY
| 15世紀半ば、イスラムの旗印の下にトルコ軍がコンスタンチノーブルを陥落。キリスト教世界のヨーロッパを守ろうと、ワラキア(ルーマニア・トランシルヴァニア地方)の王、ブラド・ドラキュラ公(ゲイリー・オールドマン)は押し寄せるトルコ軍を迎え撃つために死をも辞さぬ壮烈な覚悟で出陣。不利な戦況の中、ブラドは猛戦し、奇跡的な勝利をおさめた。 だが、そんな喜びもつかの間、大きな悲劇がブラドを待ち受けていた・・・・。最愛の王妃エリザベータ(ウィノナ・ライダー)が、ブラドの戦士を知らせる戦地からの誤報に、この世をはかなみ哀れ城砦から河へ身を投げたのだ。 キリスト教の教義では、自殺者の埋葬は許されず、その魂は天国へと昇天することもない。ブラドのやり場のない悲しみが神への怒りに変質した。怒り狂った彼が振りかざした剣が教会の十字架を貫き、そこから夥しい量の血が!その十字架から流れ出した血を飲み干し、神への呪いの言葉をぶちまけたブラドは、自分の最愛の女の命を奪った神への永世の復讐を誓うのだった―――。 時は流れて1897年、トランシルヴァニア地方。英国人の青年弁護士ジョナサン・ハーカー(キアヌ・リーブス)は、はるばるロンドンから、東欧の辺境地にある城を目指してやって来た。彼の同僚でこの仕事の前任者であったレンフィールド(トム・ウェイツ)は何故かこの城で発狂。不吉な予感を胸に山中に分け入り、怪力が不気味な御者の馬車で彼はその城にたどり着いた。そこで彼を待っていたのはドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)という不気味な老人。彼は長らくこの城で暮らしてきたが、ロンドンに移り住むため、ハーカーを呼び寄せ、不動産購入のための法的手続きを行おうというのだ。 ハーカーは、ロンドンに残してきたフィアンセのミナ(ウィノナ・ライダー)の写真を偶然見て動揺する伯爵や、自分が監禁されていること、そして妖艶な3人の女妖怪の存在に気づく。もしや伯爵は恐ろしい魔物であり、ロンドンでフィアンセのミナを狙うのではないか・・・。そう考えた時は既に遅く、3人のドラキュラの花嫁たちに生血をすすられながら、次第に衰弱していくハーかー。そんな中で彼は、城の壁から急流の谷間へと飛び降り、決死の逃亡を図り修道院に助けられる。 一方、ドラキュラが眠る棺を乗せた船は幽霊船となり、暴風雨の中イギリスの港町に到着する。ロンドンではハーかーの帰りを待ちわびる婚約者のミナが夢遊病を患う親友のルーシー(サディ・フロスト)の看護をしていたが、ある夜ルーシーが外に迷い出て、不気味な影に襲われる。それ以来、美しかった親友は原因不明のまま衰弱。彼女の求婚者の3人の男たち、精神科医のジャック・セワード(リチャード・E・グラント)、テキサス出身のクィンシー・モリス(ビル・キャンベル)、ルーシーのハートを射止める青年ホルムウッド卿(ケアリー・エルウェス)は、アムステルダム大学名誉教授のヴァン・ヘルシング(アンソニー・ホプキンス)を迎え、原因究明に乗り出した。 ルーシーが奇怪な影に怯え始めた頃、ミナは連絡の途絶えたハーカーの身を案じながらも不思議な男と出会っていた。ロンドンの町中で声をかけてきたその男は、彼女を映画館に誘う。いけないと思いながらもその男の不思議な存在感と情熱の激しさに、やがて心を開き始めるミナ。その男こそは彼女のフィアンセの命を危うくし、親友のルーシーを夜な夜な襲って老人の姿から若さを取り戻したドラキュラだったのだが・・・・。 400年前に失った最愛の女、エリザベータと奇跡的なまでにそっくりの面影を持つミナの写真を見たときから彼女の恋し、彼女を求めてロンドンへとやってきたのだ。もう一度、彼女と一つになるために。ただそれだけのために。 二人は逢瀬を重ねるうちに、絆を深くしていく。そして、エリザベータの姿かたちだけでなく、魂までもがミナの中で蘇っていく。ミナが流した涙の粒をダイアモンドに変えてみせる不思議な男ドラキュラ。 だが、そんな二人の幸福の時は長くは続かなかった。ハーカーの無事を知らせる手紙が届き、トランシルヴァニアでの結婚が決まったのだ。ミナはドラキュラに心を惹かれながら、重態のルーシーを置いていけないとルーシーに言うが、ルーシーはすぐにはーかーのもとに行き彼を愛さなければと励ます。その言葉に彼女はドラキュラに別れの手紙を書いた。 もう会えないのだと絶望したドラキュラは、ついにルーシーの消えかけたロウソクの炎のような命を吹き消す。ヘルシング教授はルーシーの死後、その墓場に遺体がないのを確かめ、血を吸うために捕まえた幼児を抱えて墓に戻ったルーシーを退治し、吸血鬼狩りを決行する。 ハーカーはミナと結婚しロンドンに帰る。町で若返ったドラキュラを見て衝撃を受けるハーカーだったが、一行とともにドラキュラの眠る棺のありかの探索を行う。そんなある夜、セワード医師の病院にいる患者レンフィールドの奇怪な昆虫や小動物を食べる行動はエスカレート。拘束服を着せられたレンフィールドはドラキュラを我が主人とし、永遠の生命を彼からもらうのだとなおも騒ぐ。だが、安全のために病院に泊まっていたミナに迫った危険を教え、それを知ったドラキュラに彼は殺される。 緑のもやとなってミナのベッドに入り込んだドラキュラ伯爵は自分の血を彼女に飲ませる洗礼を行って、自分と同じ永遠の生命を彼女に与えようとする。しかし、苦悩するドラキュラは、この血の洗礼をやめようとする。彼はミナに言う。「あなたを愛し過ぎてしまった。だからあなたを汚すことは出来ない」と。ためらう彼の愛の深さに、あなたと同じものになりたいと自ら血を飲むミナ。彼女は彼の花嫁になったのだ。 そこへやってきたヘルシングたちだが、ドラキュラは数百の鼠に姿を変えて逃亡。血の洗礼を受けてしまったミナが吸血鬼にならないためには、ドラキュラを倒すしかない。吸血鬼狩りの一行は、超能力を持ち、ドラキュラの居所を予知できるようになったミナを連れ、再びトランシルヴァニアの城に逃げ帰ったドラキュラを追跡し始める・・・。 先回りして、ドラキュラ城に到着したミナとヘルシング教授は3人の女吸血鬼を倒し、邪悪なドラキュラ城を清め、ジプシーが運ぶドラキュラの棺を待ち受ける。それを後方から追う3人の男たちとジプシーの決戦の後、日没ぎりぎりにやっとドラキュラの胸に杭を打ち込む。とどめを刺そうとしたとき、ドラキュラを守るように男たちの前に立ちはだかったミナ。城の中に逃げ込み閉じこもった二人。最愛の女にとどめをさしてくれと懇願するドラキュラ。泣きながらその頼みを受け入れるミナの額からは、吸血鬼のシンボルが消える。 400年の時空を越えた壮絶な愛は死を乗り越えた。愛する女の腕の中でさまよい続けた男の魂は清められ昇天していく。真の愛だけが、人間の罪を清め苦悩の生涯に真の救済をもたらしたのだ。 |