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MOVIE
デス・マシーン
STORY

近未来、ロサンゼルス。武器製造会社チャンクは、秘密裏に違法な兵器開発を続けていた。しかし、人間から記憶も恐怖心も奪い、究極の兵器にしようというそのハードマン計画は、失敗続き。社内には失敗を指摘し中止を求める声もあったが、兵器の納入を迫られ焦るリドリーに中止の意思はない。内情を知らず、情報公開を求める新任の女社長ケイルは、リドリーにとって邪魔な存在だった。ケイルはこのプロジェクトの技術責任者ジャック・ダンテを解雇しようとする。姿を見せず謎に包まれたダンテ、ケイルはリドリーのカードを盗みダンテのいる10号倉庫を訪ねる。ダンテは彼女の事を知らない風を装ったが、実は彼女をモニターで観察していた。ダンテは、天才的な頭脳の持ち主だったが、世界破壊願望のある異常者でもあった。ケイルに執着するダンテは、彼女を殺そうと計画するリドリーにむけて、自らが開発したデス・マシーンを放った。

ビルの中で、まるでホウジロサメに襲われたかのような、死に様のリドリー。二つの死にダンテの影を感じ取ったケイルは、ダンテのIDを削除し、解雇を強行。そのことに気づいて切れたダンテは彼女に銃を突きつけたが、ちょうどその時、チャンク社に強盗に入った3人組の男たちが現れる。社長のケイルは断固として協力を拒んだが、閉鎖された10号倉庫を開けさせるため、ダンテは男たちを案内をしようと言い出す。

再び究極の殺人兵器デス・マシーンのコントローラを手ににしたダンテ。マシーンは新たなターゲットを認識する。

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「ブレイド」の監督スティーブ・ノリントンの新人時代の監督作。低予算映画らしいのですが、ノリもセンスも良くて愛すべきSF作品だと思いました。
デス・マシーンはCGなしで、撮影されたそうです。最後の方の逃げるケイルとサムを追いかけるデス・マシーンの動きは愛着が湧いてきそうなかわいらしさ。エイリアンを感じさせるデザインも好きです。映画全体にコミック的な要素も感じました。実際にブラッド・ダーリフ演じるダンテのモニターには、常にカートゥーンアニメも流れています。ゲーム感覚たっぷり、いろんな映画へのオマージュもありで、私はとても面白いSFアクションだと思います。途中から出てくる泥棒3人組が、パンクな風貌の心優しい平和主義者っていうのも笑えましたね。もちろん、ハードマンになる前の一言もね(笑)。逆にサンタさんみたいなジョン(ウィリアム・フットキンス)が意外と、狡猾な男だったりしてるし、もう1人の社長リドリー(リチャード・ブレーク)も嫌な奴がにじみ出てて良かった。もちろん一番好きだったのは、ブラッド・ダーリフ演じるダンテ。サイコ野郎です。危険です。世界には自分の好きな人間しか必要ないって思ってると思う、彼にとってはアニメやゲームの方が現実なのかもしれない。人殺しはもちろんゲーム感覚。「サプライズ!」にも思わずにんまりしちゃいました。でも、ちょっとドレッド風のロンゲから時折覗く笑顔、これがまたかわいくって、それが怖さを倍増させてくれるから不思議。屈託のなさを感じさせる笑顔と、すっごく怖い表情、その両極に異常性を感じました。私だけかもしれませんけど、彼の悪役からは、はかなさも感じてしまいます。今回もかわいそうだったし・・。