大手映画スタジオのエグゼクティブ、グリフィン・ミルは典型的な業界人。4WDレンジローバーを乗り回し、酒も煙草もやらない。やり手のプロデューサーの彼のオフィスには一日中、売り込みのライターや監督たちがチャンスを求めてやってくる。
しかしそんなグリフィンの心中を穏やかならぬものにする、噂があった。20世紀フォックスのやり手プロデューサー、ラリー・リービーが引き抜かれてくるらしい。自分の上司になるのか、気になるグリフィンは朝食席で、社長のジョエル・ロビンソンに真相を聞く。彼は同僚として迎え入れる事を説明するが、出世争いの激しい業界では安心できない。いつ自分の首が飛ぶかわからないのだ。
首のすげ替えに不安をぬぐえないグリフィンには、もう1つの心配事があった。それは彼に届くブラックメール。脅迫の内容は段々エスカレートし、とうとう「全ライターにかわって、お前を殺してやる!」という過激な内容のはがきが送られてきた。敵の多いグリフィンは、この内容にますます不安になる。そして今まで話を聞いたライターの記録から、デビッド・ケヘインという名の人物が浮かび上がる。
住所を調べたミルはデビッド・ケヘインの家の前から、電話をかける。中ではケヘインの恋人ジューンが仕事をしている。外から彼女の姿を眺めながら、ケヘインの行き先を尋ねるミルだったが、その状況に興奮を覚えていた。
ミルはケヘインが出かけているという名画座へ行き、そこで偶然を装いケヘインに話し掛けた。しかし彼の嘘はすぐにばれてしまう。何とか話し合いたいと日本料理の店へ入るが、ケヘインの怒りはおさまらず、店を出て行かれてしまう。しかたなく、車のところへ戻ろうとするミルだったが、またそこでケヘインと会ってしまう。口論になり、ケヘインが見るを突き飛ばす。カッとなったミルは、勢いあまってケヘインを殺してしまった。
翌日、ミルは会議に遅刻した。会議の席には、すでにラリー・リービーの姿がある。しかし、昨日の殺人の事で頭がいっぱいのミルは始終上の空だった。
刑事はすぐにミルを容疑者として、調べ始めていた。スタジオのセキュリティウォルターが、ミルに事情を問いただす。その時、1通のFAXは届く。昨日死んだと思った脅迫者からだ。彼は間違ったのだ。
ミルはケヘインの葬儀を見に行く。そして、そこには事件の翌日からミルを尾行する刑事もいた。ミルはこの前話したジューンのことが忘れられなかった。彼女を見つけ、話し掛ける。ジューンは、知らないライターばかりの葬儀から逃げ出したがっていた。ミルは彼女を車で送る。
脅迫は続いた。犯人に呼び出されたミルは、セントジェームス・クラブでまた、売り込みの監督に捕まり話を聞くことになる。イギリス訛りのトム・オークリーの話すストーリーを、ミルはラリーにつかませ罠をかけようと考えていた。結局脅迫者は現れなかった。しかし帰りの車中、車にFAXが入る。「レインコートの下を見ろ」、そこには箱がおいてあった。ミルは箱を開け、そこに大嫌いな蛇を見た。逆上した彼は蛇を叩き殺してしまう。そして、すっかり茫然自失の状態のミルは、安らぎを求めてジューンの家を訪ねていた。
ジューンとの中は少し時間をかけ二人で旅行に出かけるまでになった。そこでもミルは彼女に本当の事を話すきっかけを失っていたが、幸せなひと時だった。そこへ、スタジオの弁護士ディックから電話が入る。ケヘイン事件の目撃者が現れ、面通しのために出頭しろという呼び出しだった。ミルは追いつめられた気持ちでパサディナ警察に出頭した。5人の男が並んだ。ガラス越しに目撃者の女性が指差したのは・・・。
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