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Cerro Torre: Schrei aus Stein

Contents of - Scream of Stone -
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- Synopsis for Scream of Stone -
Synopsis in English

   アリーナに設置された特設会場で、ロック・クライミングの世界選手権が開催された。大会の模様は世界中に放送され、熱戦の末、若きロッククライマー、マーチン・セルドマイヤー(シュテファン・グロヴァッツ)が優勝、新しいチャンピオンが誕生した。

   放送の進行役のアイバン・ラダノビッチ(ドナルド・サザーランド)は、ゲストとして迎えた世界のトップ登山家であるロッチャ・イナーコフラーを前に、マーチンにインタビューを始めた。ロッチャは、登頂が地球上で最も難しいと言われる南米パタゴニアにあるセロトーレ山の登頂に、2度にわたり失敗すると言う辛酸を嘗めていた。アイバンは、マーチンにそのセロトーレに登頂する自信があるか、尋ねる。4ミリの引っかかりさえあれば登れない場所はないと自負するマーチンは、セロトーレ登頂に挑戦したいと即答。挑戦状をたたきつけられたロッチャは、セロトーレの恐ろしさを知らないマーチンの態度に憤慨し、「本気で登るつもりなら、待っている」と言い捨て、会場を去った。

   ロッチャと秘書で恋人でもあるカタリナ(マチルダ・メイ)、そして長年のパートナー、ハンスの3人で張っているパタゴニアのベースキャンプに、マーチンとアイバンが加わる。セロトーレ山の恐ろしさを身を持って知り尽くしているロッチャは、天候の回復を待ってなかなか登頂の許可を出そうとしなかった。長期戦を踏まえて、ロッチャは残り少なくなった食料の補充のため、アイバンを連れてキャンプを離れる。

   畏怖の念を持たないマーチンは、慎重なロッチャの態度に痺れを切らしていた。ロッチャがキャンプを離れた隙にセロトーレ登頂を果たそうと、ハンスと共にセロトーレへ向かった。しかし、突然の雪嵐に遭い、ハンスは崖から転落、命を落としてしまう。マーチンは、麓の村から戻ったロッチャに救出される。

   長年のパートナーを失い、ロッチャは傷心のままパタゴニアに留まり、ひたすらセロトーレを見つめ続けた。一方、ロッチャは、アイバン、カタリナと共に帰国。押しかけた報道陣を前に、セロトーレ登頂に成功したと主張、一躍世界中のマスコミの注目を浴び、生活は一変した。富と栄光を手にしたマーチンは、ロッチャの恋人だったカタリナの愛も手に入れる。

   山を見つめ続けながら、静かに登頂の機会を待つロッチャの山小屋に、見たことのない男が訪ねてくる。「チョコレートあるかな?」と聞く男の服はくたびれていて、浮浪者風にも見える。ロッチャはすぐにチョコレートを出すと男に渡しながら、ワインをすすめる。だが、男は「上に戻る時には、崖っぷちに立たなきゃいかん」と、ワインを断る。ロッチャは変なことを言う男だと思いながらも、人懐っこい感じのこの男の話に興味を持ち、「どこへ戻るんだ?」と尋ねた。男は手袋を取りながら、苦しそうな表情で言った。「指を4本、上に置いてきちまった。取って来なきゃと・・・・思うんだが」。ロッチャはこの男がセロトーレの頂上に登ったとは信じられなかったが、男の中にセロトーレ山への深い愛情感じた。

   ふたりは小屋を出て、氷河を眺めながらさらに話し続けた。指のない男は、憧れのメイ・ウエストのために山に登ったと話す。そして、185回目にもらったというメイ・ウエストからの手紙の返事を、大切そうに懐から取り出すと、ボロボロになった手紙をロッチャに見せる。嬉しそうにメイ・ウエストからの手紙の文面を読む男。ロッチャは熱心に話を聞くと、最後に男の名前を尋ねが、指のない男は、「・・・それも上に置いてきちまった。」とつぶやいた・・・。

   一躍有名になったマーチンの、セロトーレ登頂を疑う声も後を絶たなかった。登山専門家やマスコミからの追求に、マーチンは再び登頂に挑戦することを宣言。これを聞いたアイバンは、セロトーレ登頂を世界中にテレビ中継しようと、ニューヨークのプロデューサーと交渉、撮影隊が組織された。プロデューサーも同行し、何機ものヘリと大人数のロケ隊が、セロトーレの麓にキャンプを構えた。

    セロトーレ山の麓の静寂を破る轟音。キャンプを見に行ったロッチャは、これがマーチンの再登頂の一行である事を知る。登頂の準備が進められる中、ロッチャの小屋には、ふたりの客があった。最初はアイバン、そして元恋人のカタリナ。カタリナが帰ると、ロッチャはカタリナとふたりの写真を暖炉に投げ込んだ。

    登頂の準備が整う間に、マーチンは洞窟で、あの指のない男と出会った。マーチンは最初の登頂のキャンプでこの男に会っていたが、おかしな男としか思っていなかった。雪を避けて、男が招き入れるまま焚き木のそばに座る。男は、壁に張ってあるメイ・ウエストの写真を「恋人だ」と、マーチンに紹介する。そして、「君があの山に登った男か?」と確認すると、「頂上には何があった?」と尋ねる。マーチンは「何も。なぜ?」と答えたが、それを聞いた男はちょっと驚いた様子を見せ、「指に気をつけるんだな」と言うと笑い出した。マーチンは、その言葉の意味を考えようともしなかったし、真実を知ることもなかった。

   マーチンの登頂の日、彼の姿を追うために用意されたヘリコプターは、黙々とセロトーレへ向かうもう一人の男を見つける。ロッチャだった。この時を待ち続けたロッチャには、もう迷いはなかった。カタリナからの無線で、ロッチャがセロトーレへ向かっている事を知ったマーチンは、焦りと闘志を顕に、予定とは違うコースから、セロトーレへ向かう。己の力だけを信じる二人の男は、名誉とそして命を賭けて、聳え立つ氷壁を登り始めた。


・・・・日本版パンフレットより・・・・

     Roccia is the greatest, most experienced mountain climber in the world, conquerer of all 8000 meter peaks and of the highest mountains of all seven continents. Martin, on the other hand, is the world's top-rated sport climber, the most outstanding representative of a new generation of mountain climbers. The main role, however, is played by a mountain: Cerro Torre, an incredible, bizarre granite tower in Argentina in the south of Patagonia - the most difficult mountain of Earth and the greatest alpine challenge.

     During Roccia's Cerro Torre expedition a tragedy occurs: Martin attempts an ascent together with Hans, Roccia's long-time climbing partner - but without Roccia - and Hans falls to his death.

     Nevertheless, Martin maintains that he reached the summit, even though he has no proof of his feat. Roccia sees himself cheated out of the final, crowning achievement of his career. As if that were not enough, Katharina. Roccia's girlfriend and secretary, changes over to the camp of the new champion. The two men break each other: their paths separate.

     Deeply hurt, Roccia remains in Patagonia to think things over, and to try to clear up the puzzling incident on Cerro Torre. While he restlessly roams through the wilderness, far away in Europe, Martin celebrates his triumph. Unwittingly, however, the young star slips into the cogs of the very same marketing machinery from which Roccia his just escaped. Put under pressure by public suspicion of his unsupported claim to a first ascent of Cerro Torre, nagged by the dark suspicion that he is to blame for Hans' death, Martin feels compelled to tackle the terrible mountain a second time. His climbing expedition is financed by a multi-national concern that hopes to get a sensational commercial.

     In Patagonia, Roccia has gotten to know the mountain like no other man. At the foot of Cerro Torre, the paths of the two men finally come together again. In front of the television cameras, their rivalry turns into a bitter climbing duel with a fatal outcome. Like two soulless, remote-controlled machines, the two adversaries climb in a blind rage, throwing their lives in the balance. In this battle, there can be no winners.

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