撮影雑記帳 6月編
〜6/16 ホタル合戦記
今年の梅雨はいい天気が続いていた。5/29に静岡にホタル遠征に出た後は、さらにその一週間後同所に遠征。一応の結果は残したと思うが、期待したほどではなく、規模としては地元の最盛期と変わりなかった。その2回の静岡遠征をもってホタル遠征は終了。その後は地元で発光を確認してから、毎日のように「ホタルガーデン」に通い詰めた。今年は時間帯をいつもより早めたため、天気の条件のいい日には(その場所の規模における)乱舞も見ることができた。午後9時を過ぎるとなりを潜めて非活動的になるのでそうした時には、いつもホタルの集う「ホタルの木」で発光そのものを撮ったりしていた。
そして、今年は新たな(?)カメラを動員してホタル撮影に臨んだ。実家の荷物を整理していた時に見つけたものでキャノネットQLというカメラだった。レンジファインダーカメラで近距離ではパララックスに注意しなければならない代物だが、そのカメラを使用してのホタルの撮影ではまったくといっていいほど問題はない。そしてこのカメラがいいな、と思ったのはレンズシャッターである点と、バルブ撮影時は電池を食わない機種であることだった。電池を食うカメラはこの手の夜間撮影ではコストがかさむ。おまけにこのカメラはレンズの着脱はできないものの40ミリの開放値が1.7というホタルの光を捉えるのには十分過ぎる性能を持っている。数字だけ見ればむしろ今まで持っているレンズのどれよりも素晴らしい性能である。時を超えてEOS−1とキャノネットのバルブ共演となったわけだが、その結果を知ることはまだ当分ない。書く度に情けなる限りだが現像代がない。
ちなみに今年はISO100で多く撮った。ベルビアでこの感度は実に嬉しい。ブランドに絶大なる信頼を置いているといってよい。400で撮るより黒の締りがよいことを期待しているところである。
出来はともかく、今年は地元のホタルをカット数だけでは過去にないくらい多く撮ったといっていいだろう。
6/19 3連発
雑誌発売日。3つの雑誌に写真が掲載された。そのうちの2つは内定で選評のみを見るだけだったが、初掲載となった雑誌の選評は私のねらいとするところを選者の先生はずばりと言ってくれていたのでとても気持ちがよかった。1ページに1枚というレイアウトも満足だった。
そして、この日になるまで掲載がわからないものについては、昨冬に出かけた尾道のものが載った。選者は鉄道写真家の真島先生で、「交通機関」というテーマでの掲載だった。鉄道の写真ももちろん応募したが、載ったものはフェリーの写真だった。これらの一連のものは何とか目にとまってくれればと思っていたものだが、「選んでくださってありがとうございました」と扱いの大きさとは別に嬉しいものだった。
それと、編集者の都合で発売が1月遅れになったテク本も発売された。今年の作品提供者は去年よりプロの比率が高く、まずアマチュアがプロのものより大きく扱われることのないレイアウトだった。自分の写真がそれらの中にあること自体光栄だと思っているが、それよりも「風景写真」というジャンルにおけるプロの作品の多彩さに改めて驚かされた。「さすがプロだなあ」と久々に参考書として使用したくなるテク本だった。
しかし、そんな平凡な日々ではあるが仕事の忙しさは全然解消されない・・・。1日でもいいからクルマかっ飛ばして遠征したいなー、と思うこの頃である。
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