撮影雑記帳 2003−6月分

 

★新戦力!レンズ購入

6/2。前前から気になっていたカメラ店のとあるレンズ。たいした値段でもないと思ったのでついに買ってしまった。機材軽量化とスナップにも耐えられるようにとここは一番、28ミリから200ミリのズームを購入した。ついでのことなら300ミリまでのものをと言いたいところだが、使い慣れたレンジのものでやめておくのが私である。まあ、そこまで予算がなかったというのが実際のところではある(やはり…)。

しかし、これが働けば大した物だなーと思う。頼むぞ!アスフェリカル。

そんな買い物をして家に帰れば毎月のように戻ってくる応募写真群。まあ、あまたの写真は日の目を見ないのはいつものことだが、今日は竹内先生モノに入選していた。このところこの雑誌はなかなかの割で掲載されている。先月は3次予選までいっていたし。まあまあ載る写真は地味なものだと思うが、そんなものでも撮ったものが載ると知らされれば嬉しいものである。また20i日が楽しみだ。

★偵察

6/5。近所のホタルを夜偵察に行く。3匹確認した。このところとある(こんなのばっか)静岡情報に振り回されていて神奈川のホタルの動静をつかみかねていたので、ああ秦野は例年並だと確信した。これならまだ1週間は余裕だな…。などととりあえず思うことにする。あー、このごろはほんとに忙しい。

★足柄遠征

6/6。昨日そんなことを言っておきながら、この日は車を駆って足柄のポイントに遠征である。この先実質3日間関東地方を離れる仕事が入っているため、悔いを残したくなかったのである。要は往生際の悪さである。

さて、今回は敢えて書くが狩川のポイントはチラホラだった。多分秦野よりか絶対数が多いと思うのでそんな感じに見えたのだと思うのだが、フル装備状態で川に下りて1時間ほど粘る。そんな格好が出来るのもクルマ様のおかげである。ホタル撮影には絶大な力を発揮している。そんなこんなでこの場所は時折来る車でのギャラリー光害に閉口し撤収。さらに奥地へと偵察へ出た。その結果は2つのポイントを確認できた。空が広いところなので露出の感じをつかむのに場数が必要だと感じた。テストも兼ねて400で数枚撮る。

★ハコダテ

6月も上旬、私はハコダテに出張に出かけた。カメラは持っていったがワケアッテ入っているフイルムはネガフイルムである(苦)。ハコダテはいつかプライベートで撮ってみたいと思っていたところだっただけにその意味では悲しい…。今回の出張を贅沢なロケハンと割り切るしかなかった。ネガフィルムも自分のお金で買ったものならそれはそれで何とかなるものなのだが、これはこれで写真を撮ることが今回の仕事なのだから仕方ない。フイルムは撮影したら私の手を離れてしまう宿命にある(悲)。

まあ、これだけだといい思いはしなかったように聞こえるが、実はそうでもない。毛がには食べたし、塩ラーメンも食べたし、いかソーメンまで食べたのだから文句は言うまい。まあ、ハコダテの名だたる観光地には足を運んだので次回来るときがあれば迷うことはないだろう。そう、件の夜景にも私は目がないのでネガでもこれだけは押さえてやろうと張り切っていたのだが、よりによってハコダテ山の頂上だけ雲がかかって真っ白でむちゃくちゃ寒かった。よって撤収。つくづくここ一番のときは「行いなのだな」とわが身を反省する機会を得た。

あと、大沼もとても良いところだった。6月にして新緑。北海道はやはり北なのだ。と以前礼文島でさそり座が水平線近くにあるのを見て感じたことをここでもその新緑を見て感じた。

しかし、北海道。今度来る時はいつだろうと思う…。

★落城…

6/10。はるばる北海道から出張の帰り、本屋に立ち寄る。テーマで行っている雑誌の発売日で以前にも書いたが、このテーマならイケル!とまで豪語したモノたちが無残にも落選していた。これははっきり言って力が抜けました…。明日も出張があるというときに。殺すつもりか!と本屋で叫びそうになった(笑)。

まあ、これはがっくりきた。おまけに悔しかった。これらの写真の再就職先を探してやらねば・・・。とまた誓う私であった。

★3枚のお札(じゃなくて写真)

6/11。「お札」の方はボーズが好きな物語だった…。私は写真が好きなのでこんなタイトルになった。これもまた以前から載る載るといっていた雑誌に「内定」はしていたが「確定」していなかった写真が雑誌社から連絡がありここに来て落ち着いた。発売は7月中旬とのこと。3枚の写真とは2枚がスナップ、1枚が風景(のつもり)であるが、またそのうちの2枚は鉄道関係の写真である。なんだか昔数学の「集合」でやったベン図でも書きたくなるような言い回しだが、結局載る写真は3枚である。

ああ、決まって良かったと胸をなでおろしている。

★足柄U

6/12。連日の記録である。前回の「足柄遠征」と同じ場所に行く。当然夜。手段はクルマである。今日はバックを失敗して後ろのパンパーにひびを入れてしまった(泣)。やはりバックはだめだ。誰も見ていないと思って冒険したのが間違いだった。

さて、ホタルが目的である。今日も使用フイルムは400だ。基本的にバルブ撮影なので一回のフイルム消費はとてつもなく少ない。複数のカメラで撮れれば効率も良いのだが主力の1が今別のものに稼動させられている(そういうのがこの時期やたら多い…)のでちょっと調子の良くない630(バルブ専用機)が何とか頑張っているありさまだ。今日は矢倉沢田んぼのポイントで実質的には粘った。ここは道路から離れているので光害は比較的少ない。しかし空が広いのでほんとにいろいろ撮ってみないことにはわからない…。とりあえずこの辺で一本出してみようとは思っている。

★千村偵察U

6/16。またホタルの話である。そう今年はまだ秦野(千村)で撮っていない。別に足柄をひいきしているわけではない。そんな気持ちもあったのでこの日に千村の某所にぶらぶらと散歩に出かけた。

いるところにはいる!この日に撮る気力はなかった(情けない…)が、明日の第一陣の現像を待ってからでも遅くない感じだったのでこの日はその確認のみで引き返した。

★失敗!・・・

6/18。蛍撮影の第一陣の現像があがった。結果は大失敗!!!!!!場所が違えば露出が違う。秦野のデータを足柄で使ったのだが、空が多くその分光が多く回ったのか昼間のような写真になってしまった…。これは流星群を撮ろうと徹夜した挙句やらかした失敗と同じ結果である。しかし、まだ蛍はいる。このデータより切り詰めて撮ればいいのだ。本当にバルブ撮影は難しい・・・。

630が半ばバルブ専用機となった今、金のない私に必要なのは1のサブカメラである。いつも使わないだけにその出撃の時期も限定されるが、やはり蛍撮影は複数のカメラがあったほうがいいので、眠っていたAE−1を復活させることにした。AFから入った人間がついにMFカメラを使うことになった。まさに時代の逆行である。

しかし、この手になじむ感じはなかなか近来の巨大AFカメラにはない感覚である。ピントさえ早く合わせられれば1よりも手軽にスナップ撮影ができそうな気もする。と、いうわけでカメラ総動員令が蛍家では発令されたということである。

★蛍再戦

6/19。あのデータではだめだ…。ということで昨日復活を遂げたAE−1も引っさげて千村の蛍撮影である。近場なのにクルマを稼動。雨も降っており、荷物を積むのにも何かと都合がいい。そんな雨中の撮影だった。蛍は雨の中でも健気に飛んでいた。まあ、健気というのは勝手な見方で、当虫にしてみれば結婚相手が得られるかどうかのアピール合戦なのだから余計なお世話ということであろう。ともかく季節はまってはくれないのでこんな撮影になった次第である。

★足柄&秦野 ダブルヘッダー

6/20。今日も蛍だ。この日はフイルムを変えた。感度を少し落としたのだ。基本的に増感などはしない方針なので時間でだめならフイルムの感度を変える手段に出た。まあ、たいしたことではないのだが、カメラ2台なら1日で2本は撮れるのでそれだけ今後のデータが集まることになる。バルブ撮影の時間計測はこれもまた私の性格から成り行きにしていることが多いが、今回ばかりはその場所のデータを取らなければならないのでキッチンタイマーを持参した。このキッチンタイマーというのが味噌で、時間が増えていくストップウオッチではまずい。ああ、あと一匹画面を横切ればなー、などと待っていると1分くらいオーバーしていたりする。とりあえず20秒単位でもなんでも音が鳴ったらオシマイ、としなければならない。

まあ、作品作りというより、ほんとにデータどりである。その意味では初心に戻っているということか(進歩していないのか!?)

そうそう、今日珍しくFAXが来た。見ると写真雑誌のM社で、私の年齢の照会だった。このコンテストは駆け込みで応募したもので、応募直後にその要綱に沿った形で応募していないことが発覚。徒労に終わったのかとがっかりしていたものだった。編集部の方からのものだったが、雰囲気としては入選した感じだった。そのことを一切伏せて照会とはなかなか徹底している。しかしまた、応募時点で年齢を書き漏らすとは何という失態。恥ずかしい限りである。即座にメールで詫びを入れて「頼むよー」とばかり入選を祈った。この雑誌は初の応募だが年に一度の大きなコンテストなので何とかなれば嬉しいなー、と思っている。

★AE−1足柄峠で撮る

6/25。今日は仕事の都合で午後は家に帰れたので日のあるうちに梅雨の風情を撮ろうと車に乗って県西部を走りまわっていた。午前中ものすごい雨だったので「よーし、覚悟を決めて雨を撮る」と気合を入れていたが、何としたことか家を出た時には梅雨の中休み状態でみるみる晴れ渡ってきた。それで、開成町のアジサイ農道のスナップでも撮ろうと思って行ったが、すでにこの環境下でのアジサイは腐り始めていて風情はもはや夏、という感じで不発だった。それならと大雄山のアジサイ参道なら、とそのまま直行したが、これがまた淋しい限りだった。車を止めてわざわざ三脚立てて、というほどのものではなかった。そこで、2ヶ月ぶりに車で足柄峠へ行ってみようと思った。GWの時は御殿場から登ってひどく怖い思いをした(運転に慣れていなかったため)。

平日の足柄峠は人がいなかった。茶店もしまっていて静かな峠だった。富士山も良く見え(そのうち見えなくなったが)、小さなかさ雲が頂上付近で頑張っていたので撮ったりした。あとはアザミに飛んでくるジャコウアゲハをMFで追いかけてピントあわせの練習をした。しかし、ジャコウアゲハがこんな風にたくさん飛んでいるのははじめて見たのでここにその時期を記しておこうと思う。

足柄峠から1時間で秦野に戻ってきたが、結局その足で近所のアジサイを撮った。一応千村は標高が200メートル近くある高台なので開成のようにまだ花が腐っていなかった。

まあ、梅雨の合間に見えた富士山は黒々として実に夏富士を感じさせるものだった。

★丹沢表尾根

6/29。この日は山登り。詳しくは山行記に書こう(雁が腹摺山から書いてないなー…)。とても辛かったが、雨上がりの虹や霧深い森の情景を撮ることができてまあ満足といったところだ。朝4時から午後5時の帰宅まで地元と言うこともあってほとんど歩きっぱなしだった。本当に疲れたが、このダメージをもとに7月のアルプス計画への体作りをしなければならない。体重も少しばかりオーバーしているのを感じてもいるので少しこれから絞ろうと思う。

今日は新しいフイルムを使用した。ベルビア100というものでまさに宣伝では満を持して、という感じではあったが、私もこの「ベルビア」ブランドの100が欲しかった口なので手放しで喜んでいる。発色の傾向云々は専門誌に任せるとして、これは贔屓にしたいフイルムである。この日も4本撮ったが、できが楽しみだ。

ああ、山行記の方も何とかしなくちゃなー。もう少しでまとまった時間が手に入るのだが…、アルプスに行く前に雁と万と表の三連発を掲載しようと思う。そう言っとけば少しはやる気が出るかなー。

 

 

撮影雑記帳 2003−6月分 おしまい

 

 

 

 

 

 

 

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