撮影雑記帳 2003年11月編
★疲れる
11月上旬。このごろ出張が多い。下旬になるともっと多くなる・・・。写真が撮れないと言うより、仕事でカメラを使うので二重苦である。このところ天気の回転も早いし、ここぞという時は雨である。紅葉が早いの遅いのいろいろ聞かれるが、総じて言えば「去年の方がよかった」と皆口を揃えたように言う。私などはその「良かった去年がどのようなものなのかさえ知らない」。つまりはそういう場所に行っていないということなのだろう。ちょっと癪にさわることではある。
撮影には行けないのでこのところ現像ばかり出している。最近は金峰山のを出してきた。いつものカメラ屋のおやじさんは「今度はどこ?」と聞いてくるのだが、私の答えは1月か2月前のことが多いので「いいのが撮れました」を信じると季節はひとつ進んでいる。
出来としては、予想を大きく覆さない程度のものだった。無難にまとめたといったほうがいいか・・・。落葉松の黄色も飛んだり濁ったりすることなく鮮やかに出ていた。やっぱり秋は黄色だな、と思った。
★毛無山
11/16。また深夜発の山登りに行ってきた。場所は朝霧高原から登る毛無山という2000メートル弱の山である。暗闇からヘッドランプを点けて登ったので神経もそれなりに使った。その分下りでは舐めてかかって掌を負傷した・・・。痛い目に遭ったということである。
富士山の西側で撮影したことは実は始めてである。やはりクルマの機動力に勝るものはない、と実感する次第である。今まで本当に富士山の西側は私にとって月の裏側を見られないのと同じくらい遠い場所だった(笑)。ある意味長年(15年くらいか・・・)の悲願が叶ったというわけである。めでたしめでたし。天気も夜中は雨だったが、ネット予報を信じて登山を開始したら頂上では雲の上の人になっていた。下山してからはその雲さえも霧消して雄大な富士山を観賞することができた。やっぱり理屈ぬきに美しい山だなー、と感動した。
山行記に仔細は書いたので、ここではこの程度。こないだ2500メートル級の山に登っても標高差は200メートルあるかないかだった。今回は疲れました。標高差いったいどのくらいだったのでしょう。知ってる人いたら教えてください。紅葉は90パーセント終わりでもういつでも雪降っていいよ、という感じの山の装いだった。
写真の方は、ファーストショットと東海自然歩道(農大農場)で比較的多く撮った。雲海絡みのものがいい出来なら嬉しい。
★地方戦敗退
11/20。新潟のあるコンテストの結果が返ってきた。タイトルの通り「落選」。このところこの「落選」ラッシュである。別にがっかりするだけで「次だ、次だ」とめぼしいコンテストを探すだけでもあるが、これら皆プリント応募なのでちょっとがっかりする上に懐も痛い。これで新潟・静岡で2連敗である。昔日の勢いはやはり幻になりにけり、であろう。
まあ、自分の写真を棚に上げても仕方ないので。また12+1月締め切りのものが3つ手元にあるので地元でちょっと腕試しをしてみよう。
★そろそろ新年度
11/21。写真誌もいよいよ新年度である。来月発売のものが1月号なので審査員や要綱などをチェックしておこう。別に傾向とか何とか細かいことまでは計算しない(というか、できない・・・)。ただ、継続は力なり。それだけだ。今の自分に「ただ撮り続ける」ということだけはできない。この応募リズムがあって今はいい調子なのだ。まあこんなことやってて一生が終わってしまう気がしないでもないのだが、この道のアマチュアの先輩諸氏も思いはいろいろであるにしてもやってることはほぼ同じ。継続することだろう。諦めることなど最初から考えの外である。棄権することが問題だ。こう理屈を並べている時は今月の写真誌の結果は当然芳しいものではない。予選が2点通過のみであった。
★バブル崩壊
何がバブルか、いい気になっていたものである。結局今月発売の雑誌には入選作はなかった。特に11/29発売の雑誌はテーマ課題だったので少し考えて出したのだが、予選通過さえしなかった。これは私がそのテーマの本質を捉えていないということなのだろうか・・・。選者の選評を読んでみてもピンとくるものがなかった。選者からすれば、私などは「お門違い」の応募者なのだろうか・・・。まあその雑誌応募者のレベルが高いということなのだろう。凹んだりはするが、撤退はしない。継続(意地か・・・)は力なりである。
来月は充電期間。質のいいストックを撮っていこう。スナップも風景もしっかり撮っていこうと思う。
撮影雑記帳 2003年11月編 ここでおしまい
|
|